
みなさんこんにちは、しんです。
2020年9月19日の釣果です。
釣りをしていてふと気づきましたが、セミの鳴き声がほとんど聞こえなくなりました。
秋ですね~。
秋といえば「巻き物」の季節!
この時期(秋)はバスが広範囲に散らばるので、
ミノー、クランク、スピナべなど、巻き物の釣りが有効だと言われています。
ですが、いざ釣りをしてみると、
「魚を見つけられず1日が終わってしまった・・・」
という方も多いのではないでしょうか。
実は、僕もそういうことがよくあります・・・。
先ほど「秋のバスは広範囲に広がる」と言いました。
これは、ポジティブに捉えれば
「どこに投げても釣れる」というような表現にも聞こえますが、
総延長200㎞以上もある広い阿武隈川では、
逆に、秋になると魚が行方不明になることがあります。
また、ベイトが多すぎるせいか、それともターンオーバーで水質が悪くなるせいか、
バスがルアーに反応しづらくなります。
ようするに、
秋のスモールは行方不明になったり、ルアーへの反応が悪くなったりと、
個人的には難しさを感じる季節です。
そこで今回は、
釣れた魚の居場所や釣り方にスポットを当てて釣果報告してみます。
釣り場の状況
- 気温:最高気温 28℃
- 表水温:約22℃
- 天気:晴れ、日中は風が強かった、日差し強め
- 水深:最低値+30㎝くらい
- 水質:ささ濁り
日差しが強く汗もかくほどの暑さを感じましたが、雰囲気は完全に秋でした。セミの鳴き声もほとんど聞こえませんし、ヤブ漕ぎをすると大きなクモの巣でいっぱいでした。フィールドは生命感のない穏やかさでした。
今日の釣りばなし
スモールが巻き物に反応しない!
まずは手始めにこんな場所からスタート↓
パッと見、わからないと思いますが、ここはインレットが絡む岸沿い。
そして、川の流れは手前から奥に向かって流れています。
毎年この時期は、メガバスのX-80というミノーを下流側にキャストして、上流側に引いてくると釣れます。
ですが、今日は無反応。
ベイトも見当たりませんし、バスの気配も全く感じません。
岸沿いをホッグ系ワームでズル引きしてみましたが、それでも釣れません。
しかたないので、少し上流側へ移動↓
ここは、いつも必ずスモールマウスバスが1匹は居着くポイント。
早速、X-80で攻めましたが・・・↓
釣れたのはニゴイです。
この魚は、X-80を下流に投げて上流側へ引く釣りで獲りました。
ですが、釣った瞬間に Gopro が「ピーーー!」と鳴って、電池切れで動画に残せませんでしたww
その後、スモールが小魚をチェイスしてるのを見かけたので、
ミノーのトゥイッチやジャーク、タダ巻きなどを試しましたが、完全無反応。
いまいち反応が悪いです。
今日は2週間ぶりの釣行だったので、まずはきっかけを掴もうと、条件豊富な広いエリアで様々なルアーを使って長時間ねばりましたが、結局ニゴイしか釣れませんでした。
ですが、ここでなんとなく気付いたことは、
今日のスモールは、
広いエリアで積極的に捕食活動していない
何かしらの条件がそろわない限り、バスのスイッチを入れるのは難しいのかもしれません。
エサとなるベイトが目の前に来るのを待っているんですかね~?
それと、しばらく雨が降っていないのに水がささ濁りだったのが気になりました。
ターンオーバーしてたのでしょうか?
ここで少し思考を変えて、
スモールが居ながらにして捕食(居食い)できそうな場所へ移動することにしました。
こんなところにいた!
本日、スモールの反応を得られた場所は、
結論から言うと、こういうところです↓
まさに「いるだけで自動的にエサが落ちてくるところ」です。
こういうところって、何て呼ぶのでしょうか?
瀬落ち? 流れ込み? サラシ?
なんにせよ、こういう場所なら、
居食いが可能になります。
そして、ピンテールワームで攻めたところ、予想通り大物が潜んでいました!
【逃した魚はデカい!】
ジャッカルのリズムワグ4.5インチを上流のサラシに投げたらスモールが反応❗️
そしてバレたー💦
やっと見つけた魚なのに〜🥺 pic.twitter.com/dW3CQqiOzu— しん🐟もっと釣りしよ! (@Shinnn_01) September 19, 2020
なんと、痛恨のバラシ!!
狙いは合っていたのに!
フッキングが甘かった~。
自分起因で魚を逃したので、めちゃめちゃ悔しいです。
まる1日かけて、ようやくスモールを見つけたのに~。残念。
それにしても、デカかった!
写真中央に写る尾びれを見る限り、軽く50センチはこえていると思います。
しかも、釣った場所が浅すぎて、魚が転がりながら出てきましたww
貴重な一匹を逃しました・・・
が、しかし!
釣り人の心は折れません!
そしてこの時、僕はこう思ったのです↓

魚の反応の良さから、あそこは間違いなく一等地。
しかも、あのバレ方だと、そこまで針がかりしていないはず。
ということは、時間をあければ魚の警戒心が解けて必ず戻ってくる!
同じ魚がまた釣れるはずーーー!
釣り人にとって、
「失敗は、ただの経験」
でしかないのです!
失敗しているくせに、何かを発見して成功したと思っているところが幸せですよねww
というわけで、いろいろ気付いたころには日没を迎えタイムアップ。
翌日リベンジすることにしました。
このリベンジが成功するか否か・・・、
その模様は、次回のブログと動画をご覧ください↓

推定50upを反応させたルアーと釣り方
使用したルアーはコチラ↓
オフセットフックに小さなガン玉をセッティングしたものです。
使い方は、
サラシよりちょっと上流に投げて下流側に引きます
そうすると、ルアーがサラシに落ちたときにバイトします。
ちなみに、この釣り方は、波の立たない流れの中でも有効です。
釣るときのコツは、
- 流れと同じ速さで巻く
- ルアーの頭が下流側に向く速さで巻く
- 必ずシンカーを付けて水面からルアーが飛び出さないようにする
- ジグヘッドまたはオフセットガン玉セッティングでやる
- ズル引きしないようにシンカーの重さを選ぶ
- ピンテール系のワームを使う
- しっかりフッキングする
といった感じです。
今年は小魚が少なかったので、この釣りの出番がほとんどありませんでしたが、例年であれば夏や秋に活躍するリグです。みなさんも機会があったらお試しください。
最後に
というわけで、いかがでしたでしょうか。
簡単にまとめると、
- 秋は広範囲にバスが散り、広大なフィールドの阿武隈川では魚が行方不明になりやすい
- 条件がしっかりそろわないと魚のスイッチが入らない
- 居食いしやすいサラシの中に魚がいた
- どんな時も釣り人の心は折れない!釣り人にとって「失敗は、ただの経験」
個人的には秋の阿武隈スモールは難しく感じます。正直、苦手ですww
ですが、世の中には秋の釣りが得意な人もたくさんいます。
人それぞれ釣れる魚が違うという話しはよく聞きますが、
例えば、
「これはオレにしか釣れない魚だ!」、「これは○○君にしか釣れない魚だね」
という言葉をよく耳にしますが、その通りだと思います。
同じルアーで同じ釣りをしたとしても、
その人個人の癖や性格、体型によってルアーのアクション等に微妙な変化が生まれるはず。
だとすれば、釣れる魚も変わって当然だと思います。
誰かが釣った魚を見ると羨ましく思いますが、それは他人も一緒です。
なので、自分にしか釣れない魚がいることを忘れず、自分だけの魚を追求していくほうが効率が良いですし、なんといっても自分の気持ちを健全に保ちながら釣りを続けられると思います。
というわけで、これからも明るく楽しく、
もっと釣りしよ!

次回は、バラした魚とのリベンジマッチ!!
どうぞお楽しみに♪
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