
みなさんこんにちは、しんです。
2020年4月29日の釣果です。
今日は47センチと40センチ弱くらいのスモールマウスバス、合わせて2匹釣れました!
そして、今回の釣りで感じたことがあるのですが、この2匹、居場所と行動が明確に分かれていました。
よく、スポーニングは大きな個体からはじまると言いますが、現時点(4月末)で、大物はスポーニングを終えて次の場所に移動しているようでした。
そこで今回は釣果報告と一緒に、阿武隈川のスモールマウスバスの居場所について考えてみようと思います。
今日の釣りばなし
開始早々 47センチ!
まずは岸沿いから丁寧にアプローチ。
春のスモールマウスバスは浅場でスポーニングを行っていますからね。
この時期は風が強く釣りづらいだけではなく、スポーニングで魚が口を使ってくれないので、なかなか釣れません。上手く釣れると良いのですが・・・
午後になるにつれ、春は風が強くなる傾向があります。
まだ風が弱いうちに魚がいそうなポイントへ移動。
こんな場所を狙ってみました↓
ココは緩やかに流れが絡むポイント。ドリフトで岩の裏にルアー(メガバス ハゼドンシャッド)を入れ込むイメージで釣ります。
そして、移動して4投目・・・
コンっ!
ジーーー!
あ、でかい!
この時期の魚はあまりジャンプしないので、流れとあいまって重さがすごい!
岩に潜ろうとする魚の動きに合わせて慎重にファイト。
そして手にした魚はコチラ↓
47センチ!体高のある良型です。
ファイトも申し分なし。かなり楽しませてもらいました♪
2匹目はスポーニング真最中
続いて訪れたポイントは、目で見ても流れがわからない岸沿いのポイント。
木などの障害物があるため岸から釣りをするのは難しい状態。川の中から岸に向かってルアーを投げます。
ん~、やはり、予想通り午後になるにつれて風がだんだん強くなってきました。
タイムリミットが迫っている・・・。
メガバス ハゼドンシャッドを正確にポイントへ打ち込む。
ゆっくりリーリングしていると・・・
ぐぐぐっ!
あっ、魚だ!
でも、なかなか浮いてこない。なんだこの魚は!バスか?
ようやく見えてきたのは・・・↓
バスだ!しかも、もう1匹追いかけてきている!
すかさず、別なロッドを手にとり、ルアーをキャスト!
両手にロッドとは・・・
なんて強欲な釣り方なんでしょうww
しかし、もう1匹は釣れませんでした (T_T)
とりあえず、1匹を釣り上げました!
それが、この魚↓
ん~、40センチ弱といったところでしょうか。小さいのでメジャーはあてませんでした。
その後、先ほどペアリングしていた魚を狙うべく、すぐに同じ場所へキャスト。
すると・・・
ぐぐぐっ!
おっ、また釣れた!連続HIT!
でも小さい。
そして、魚影が見えたところでフックアウト!
残念・・・。
でも、かなりエキサイティングだったので、これはこれでよかったです。
その後は予想通り風が強くなり、全く釣りにならないので帰ることにしました。
【考察】4月末現在の川スモールの居場所と行動パターンについて
大きい魚はこんなところに
47センチが釣れた場所を整理すると
【浅い、多少流れが絡む、流れをよける岩がある】
こういう所に大きい魚がいました。
おそらく、今回釣った魚はスポーニングを終えた大きい個体で、ストラクチャーで流れをかわしながら体力を回復させていたと思われます。
ですが、バイトも泳ぎもしっかりしていたので、もうそろそろ流れに入りそうな雰囲気です。あとはベイト次第ですかね。
小さい魚はこんなところに
ようやく小さいサイズがスポーニングを始めたようです。
釣れた場所を整理すると
【浅い、岩と砂が絡む、日当たりが良い、流れが緩やか】
スポーニングはこんなところで行われます。
春の行動パターン
一般的にスポーニングは大きい個体からはじまるといわれております。小さい魚がペアリングをしているということは、大きな魚は次の場所に移動していると考えられます。
【春の行動パターン】
- 深場から浅場に異動し、スポーニングをはじめる
- スポーニングが終わると、多少流れのある岩の裏で休憩しながら、上流から落ちてくるベイトを捕食する。
- 体力が回復すると本格的に流れの中に入る
※3つ目についてですが、個人的な考えとしては『体力が回復』にプラスして、『ベイトの動き』も要素として入ってくるのではないかと考えております。例えば『コアユの遡上に合わせてバスが流心に入る』など・・・。
1つハッキリ言えるのは、毎年5月末頃には流心でスモールマウスバスが釣れるようになっているということです!
実釣シーンを動画で見る
釣り場で感じたこと
- ウグイスの鳴き声がそこら中で響き渡っていた
- 気温がとても暖かかった
- 午後から夕方にかけてどんどん風が強くなっていった
- 羽虫の数が増えてきた
- なぜかトンボを見かけた
最後に
今日は2匹という少ない釣果でしたが、この2匹から得られた情報は、10匹分の釣果に値するのではないかと個人的に感じております。そして、勝手に大満足しております!ww
ちなみに、この2匹を釣り上げたルアーは『メガバス ハゼドンシャッド3インチ』。
ここ最近のブログと動画で僕がゴリ押ししているルアーになりますが、今回の釣行でハゼドンシャッドが釣れるルアーだということも証明できたのかなと思っております。
関東のスモールマウスバスに有効かどうかわかりませんが、阿武隈川では間違いなく有効です!
というわけで、はじめて阿武隈川のスモールを釣りたいという方は、是非このルアーから始めてみてください。6月末頃まで釣れますよ。

ハゼドンシャッドの詳細なセッティングや使い方、よく釣れるカラーについて、ブログと動画でご紹介しております。ご参考までにご覧下さい。

いかがでしたでしょうか。
一般的に川スモールに関する本や動画は少ないと思いますので、このブログや動画でご紹介できたらなと思います。
本日もご覧いただきありがとうございました♪
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