
こんにちは、SHINです。
春になると、あらゆる生物の活性が上がり、魚も良く釣れるようになります。
しかし、「春」といっても、いつから春が始まるのか、わかりませんよね。
そんな冬と春の変わり目を読むためには、
「春の足音」を聞くことが大切。釣り人必須の能力です。
変な話ではありませんので、是非、読んでみて下さい。
『春の足音』を聞くとは
結論から言うと、
「天候に現れる春の兆候」に気付くことです。
これが、冬と春の変わり目を読むために必要なことです。
季節の変化は、その年によってタイミングが変わります。でも、「春の足音」という言葉があるように、季節が変わるときには、必ず兆候があります。その兆候に気付き、普段から感じるように心がければ、「春の足音」(春の訪れ)が分かります。
2つの『春の足音』を聞こう
春一番
一つ目は春一番です。
これが観測されると、低気圧や高気圧の配置が徐々に変わっていき、南からの暖かい風が吹きやすくなります。
【春一番】
北日本(北海道・東北)と沖縄を除く地域で例年2月から3月の半ば、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄り(東南東から西南西)の強い風。春一番が吹いた日は気温が上昇し、翌日などは寒さが戻ることが多い。 ※Wikipediaより

余談ですが、
「南風」「北風」「山から吹く風」「海から吹く風」
これらについては、普段から天気図と照らし合わせながら意識しましょう。そして、匂いや体感温度も同時に意識すると、魚が釣れる日、釣れない日、というのが感覚的にわかってきます。
ようするに、『観』が働くようになります。
三寒四温(天気の周期変化を感じる)
二つ目は三寒四温です。
春の典型的な天気といえば、高気圧と低気圧が交互にやってきて、3、4日周期で変化していくというものです
よく、2月中旬くらいの天気予報を見ていると「天気が周期変化に入りました」などと言われ始めます。
昔からの言葉で「三寒四温」という言葉があります。
寒さが3日間続き、その後、4日間暖かくなる。これを繰り返して春になります。
まさに周期変化のことを指しています。
2月頃から、この周期変化を意識して釣りをすると、魚の動きも見えてきます。
先人の知恵
今回は気象状況をメインに春の兆候についてお話ししましたが、季節を読む方法は他にもあります。
例えば草花の変化などです。
釣り人の中には「藤の花が咲くころにアイナメが釣れるようになる」とか、「ドクダミの花が咲くころにスズキが釣れるようになる」などという人がいます。
全国各地に先人の知恵が眠っていますので、温度計や天気予報だけではなく、ご年配の知恵に触れてみるのも良いかもしれません。
まとめ
- 春が来る前には「兆候(春の足音)」がある
- 気象状況から見る春の足音=「春一番」と「三寒四温」
- 気象状況だけではなく、草花などからも春の足音は感じられる
天気を感じ、春の足音を聞く。釣り人に必要な力ですね。
目や耳だけではなく、鼻や肌で感じる感覚が釣りでは必要になります。
よくある話で、「魚が釣れるところは、魚臭い」と言われます。これ本当です。
せっかく釣りをするのであれば、みなさんも人間のあらゆる感覚を研ぎ澄ましてみてください。楽しいですよ~。
というわけで、本日もブログを見ていただき、ありがとうございました。
また遊びに来てください。
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