どうもです、SHINです。
突然ですが、
みなさんにとって、
『仕事』と『遊び』
どちらの優先順位が高いですか?

私は迷わず
『遊び』と答えますが(笑)
私のことは置いておいて、
多くの人は『仕事』と答えるのではないでしょうか。
その象徴として、日本では、こんな言葉をよく聞きます↓
- 遊んでばかりいないで仕事しろ!
- 遊びじゃ飯は食っていけないぞ!
- 遊びじゃねえんだぞ!こっちは仕事でやってんだよ!
- 飲んでる時くらい仕事の話しやめようよ~
以前、私がクレーム対応をやっていたころ、『遊びじゃねえんだぞ!』とよくクレーマーから怒鳴られたものです。時代背景もありますが、特に、年配の男性にこの考え方が多く、彼らにとって釣りなどの『遊び(やりたいこと)』は悪で、『仕事』は善なのです。
ここで一言いわせていただきます。
現代においてもこのようなことを言う人たちは、
『好きなことを仕事にする力のない人たち』
『諦めた人』とも言えるかもしれません。
以前、ツイッターでこのような言葉を目にしました↓
いつの間にか時代は変わりましたね。
でも、この言葉通りだと思います。
実際に今の世の中を見てみると、遊びを仕事として、仕事を遊びとして生きている人たちはたくさんいます。
ようするに言いたいことは、
釣りは『仕事』でも『遊び』でもなく
『やりたいこと』
なのです。
というわけで、結論は全て出し尽くしたので、今日はこれで終わりにしてもよいのですが、実際に『やりたいこと』をやるとなると、いろいろな障害がでてきます。
そこで、補足として次の3つについて説明いたします。
- 『仕事』と『遊び』を比較してしまう理由
- 『仕事』に対するネガティブイメージの払拭
- 『やりたいこと』で生きる方法
それでは、ご覧ください。
『仕事』と『遊び』を比較してしまう理由
このように捉えれば良いのですが、
問題なのは、
『仕事』と『遊び』を2極化
してしまうことです。
例えば、
【悪い例】
『仕事』=『やりたくないこと、やらなければならないこと』
『遊び』=『やりたいこと、やらなくてもよいこと』
【良い例】
『仕事』・『遊び』=『やりたいこと』

『やりたいこと』を『仕事』にしている人もたくさんいますけどね・・・
これには原因があります。
人間には『分断本能』というものがあり、
『善・悪』『金持ち・貧乏』『途上国・先進国』このように『分けたくなる本能』があるのです。
その結果、『仕事』と『遊び』も善悪で2極化してしまいます。
こういう生き方を選ぶと、心が辛くなり、精神が壊れてしまうこともあります。
私たちは常に『分断本能』に支配されていることに気を付け、仕事も遊びも『やりたいこと』ことを基準に、自分の頭で考え、自分の意志で決めればよいのです。
『仕事』に対するネガティブなイメージを取り除く
そもそも、やりたくもない『仕事』をする理由とは何なのでしょうか?
それは、『稼ぐ』ためです。
ですが、稼ぐことは趣味でもできます。少なくとも、わざわざやりたくもないことで稼ぐ必要はありません。
何度も言いますが、自分の意志でやりたいことを選択すればよいのです。
しかし、こういうことを言うと
『やりたいことをやっても稼げない。何もできない。飯も食っていけない。』
という人が出てくるでしょう。
もし、ネガティブな現状を変えたくないとか、幸せなことを考えると不幸が起きたときにがっかりするからイヤだ。このように思っているのであれば注意が必要です。
この状態は『コントラスト回避モデル』というメカニズムとして、ペンシルベニア州立大学の研究チームが見つけ出しております。詳しくはコチラ↓
【コントラスト回避モデル】
不安になりやすい人たちは、不安になるのを恐れるがあまり、自分から望んで不安になろうとする。
◆コントラスト回避モデルの3つのプロセス
- 平穏な心の状態からネガティブな気持ちになることをとても恐れる
- 最初から不安になっていれば、嫌な気持ちへのシフトを感じなくてすむ
- ずっと不安な状態でいよう!
これは誰にでも起こることです。
先ほど、分断本能の下りでもお話ししましたが、人間は本能に支配されているのです。心や体について勉強し理解しないと、いろいろな落とし穴にはまります。
もし本能に支配されたくないのであれば、この本を読むことをおすすめします。
ところで、話を戻します。
本当にやりたいことを見つけると、安月給でも苦労は感じません。理想でも何でもなく事実です。上記のように思う方は、本当にやりたいことを早く見つけてください。世界が変わりますので。

私は約14年間クレーマーから怒鳴られ続け、ようやく『やりたいこと』の大切さに気付きました。そういった意味ではかなり荒療法ですが、ブラック企業で働くことも人生の気付きになって良いのかもしれませんねwww
『仕事』にあれこれと色んな意味を付けず、稼ぎたいのであれば、自分の意志で『やりたいこと』を見つけ、それで稼げばよいのです。
『やりたいこと』とは、『仕事』でもあり『遊び』でもあります。ただただ『やりたいこと』を追求しましょう。
『やりたいこと(好きなこと)』で生きていくには
理屈ばかり言っても行動できないので、ここで実践的なお話しをしてみます。
時間を作る
もし残業の多いブラック企業で働いている場合は、転職することを強く勧めます。やりたいことをやる時間を確保してください。
やりたいことがハッキリしない時はこうする
勉強してください。でも、学校の勉強じゃありません。
おすすめは、
『健康』『メンタル』『脳』『人間関係』『お金』『最新技術』です。
別な言い方をすると、
『重要だけど緊急を要さないこと』
普段はこれに力を注ぐと良いです。
これらを学んでおくと、好きなことを見つけるきっかけにもなりますし、好きなことで時代の波に乗るための手助けにもなります。
ちなみに、やってはいけないことがあります↓
『緊急だけど重要じゃないこと』
→ 突然の飲み会、多くの電話や報告書、突然の来訪への対応
『緊急じゃないし重要でもないこと』
→ 暇つぶし、無意味なテレビ、だらだら電話
これについては、詳しく書いている本がありますので、参考までにご紹介します↓
運動する
人は運動すると無条件でやる気が出ます。やる気が出れば、やりたいことも自然と出てきます。それと、だいぶ心が病んでいる人や、何かへの依存がひどい人にも運動がおすすめです。実は、脳というのは運動でしか鍛えられません。これは科学的に証明されていることです。よく運動選手でバカっぽい人を見かけますが、あれは、素質があるけど勉強していないだけです。
運動することで脳は改善されます。そうすれば新しいことが見えてきます。
なお、プラトンがこのような言葉を残しております↓
教育と運動である。
しかし前者によって魂を鍛え、後者によって体を鍛えよ、ということではない。
その両方で、魂と体の両方を鍛えよ、というのが神の教えだ。
このふたつの手段によって、人は完璧な存在となる。
よく、
『運動しても脳みそは鍛えられないんだよ!』
っていうおじちゃんおばちゃんがいますが、真っ赤な嘘です。もはや老害です!
もし、私の言うことが信用できないのであれば、この本を読んでみてください↓
副業をやってみる
好きなことで最初から生活費を稼げない人もいます。そういう人がほとんどですよね。その場合、少し軽めな仕事をやりながら副業することをお勧めします。ブログ、YouTubeで広告費を稼ぐ。せどりで稼ぐなど。
なんでもネットで調べれば全ての答えが落ちております。最初からよくわからないセミナーなんか受ける必要はありません。
好きなことをやっている人をサポートする
『自分は釣りが好きだけど、何かを発信したり中心になってやるのが苦手』という人もいます。その場合、誰かのサポートをすればよいのです。こういう生き方も素敵だと思います。必ずしも自分で起業する必要なんてないのです。
例えば、YouTubeで釣り動画を出している人の動画編集をするなどです。こういう人たちのSNSをチェックしていると、たまにスタッフ募集していることがあります。ネット上にアンテナを張り、こういうチャンスを自らの意志で探してみてください。
好きなことを人に教える
好きなことを長年続ければ、人に教えられるようになります。そして、それでお金をもらっても良いのです。やればやるほど自分より下の人たちが増えるイメージです。だからこそ『やりたいこと』を早く見つけて長く継続すべきなのです。
やりたいことで生きていく方法は無数にあります。
『好きなことを仕事にする力のない人たち』
みなさんはこの様な『諦めた人』にならないでください。
せっかく時代が変わったのですから、好奇心を持って自分の成長を楽しみながらやりたいことに取り組みましょう。
最後に
近年、徐々になくなりつつある『終身雇用・年功序列』という日本の慣習。鎌倉時代から続く封建制度の名残みたいなものです。今までは、先に生まれたものが能力に関係なく権力を牛耳り、後から生まれたものが我慢する。ついこの前まで日本はこういう国だったのです。私の祖父母の時代(戦前~戦後)は、その家の長男にのみ土地が相続され、基本的に次男以下は自力で生きていくしかない時代でした。なので、当時はブラジルなど海外へ移民するという人達も多くいました。
ですが、これからは個人の時代です。
なんだか、急に自由な時代が訪れましたが、
『好きでもないことで成功できるほど、世の中は甘くない』
この言葉が象徴するように、これからはみんなが『やりたいこと』を追求し、みんなでみんなの『やりたいこと』を支えていく、そんな世の中を作っていけばよいのではないでしょうか。
とりあえず、私は好きな釣りを続ける人生を歩みつつ、釣りをやりたいという人のアドバイスをブログなどでしてみようと思います。
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