
みなさんこんにちは、しんです。
今日は釣り方のお話しです。
それにしても、今年の夏のスモールマウスバスは激シブですね~。
僕のYouTubeチャンネルやTwitterでも苦戦しているコメントをよく目にします。
実際、僕自身もかなり苦戦してます。
ですが先日、川スモールが1ヵ所で連続ヒットしました!
もしかしたらみなさんも連続ヒットできるかもしれませんので、
その釣り方についてご紹介いたします。
◆釣り方
答え
結論から言いますと、
『水深のある岸沿いをホッグ系ワームのテキサスでボトムズル引き』
という釣り方です。
コツは
- ボトムのジャリを感じながらロッド操作だけでズル引きする。
- できれば川の中に立ち、岸に向かってキャスト。ダウンヒルでワームを通すイメージ。
- 条件が揃ったポイントを選ぶ。
ルアーのやロッドの動かし方がわかっても、釣る場所がわからないと釣れませんので、次はポイントの特徴についてお話しします。
◆ポイントの特徴
夏の川スモールといえば、迷わず流心を狙うと思いますが、今年は違います。
そこで、魚が連続ヒットしたポイントの条件、
これについてまとめてみました。
【ポイントの条件】
・水深のある岸沿い(ウェーディングで立てない場所)
・ボトムに砂とジャリが混ざり、根掛かりしづらい場所
・岸にブッシュがある
・多少流れが絡む
これらの条件が揃っていると釣れるような気がします。
特に『地質』はとても重要です。
一見、条件がそろっているように見えるポイントでも、ボトムがドロの場合は、まったくアタリがありませんでした。
実際に連続ヒットしたポイントはこちら↓
1枚目の写真はニゴイが4連続ヒットしたところ。
2枚目はスモールマウスバスが3連続ヒットしたところです。
条件がそろっているポイントは魚が溜まっているみたいです。
◆リグの解説
・ルアー
ルアーはホッグ系ワームが最適です。グラブなど別なワームも使いましたが、
ホッグへの反応がとても良かったです。
そして、
僕が断然オススメするルアーは、
メガバス ボトルシュリンプ4インチ
このワームは2020年5月に53センチという大物も仕留めていますし、そのほかにも多くのスモールマウスバスを釣っています。
かなり信頼しているワームのひとつです。
・シンカー
3/8オンス(必ずシンカーストッパーで止めます)
このくらいの重さが丁度よくアクションする水深を僕は探して狙っています。
・ライン
メインライン:PE1.5号(4ブレイド)
リーダー:フロロ12lb
PEとリーダーはFGノットで組みます。PEでボトムの釣りをするなら1.5号の4ブレイドがオススメです。いろいろ試しましたが、強度のある0.8号の12ブレイドなども試しましたが、しなやか過ぎてボトムの釣りをするとライントラブルが多発します。なので、僕はもう使っていません。
・ロッド
僕の場合は、ディープクランクを扱える程度にハリのあるロッドを使用。
丁度よい強さのロッドがこれしかないだけですがww
そして、参考にならないと思いますが、リールは相当古いものを使っております。
ロッド:メガバス トマホークGTZ F4-72GTZ ICBM琵琶湖ガイドスペシャル
リール:シマノ 07メタニウムMg7
◆釣り方について考察
結論を導き出す過程
『水深のある岸沿いをホッグ系ワームのテキサスでボトムズル引き』
この結論に至る過程として、以下の分析を行いました。
【シブい時、または釣れないときの状況について分析】
・浅場で魚が釣れない
・夏なのに流心で魚が釣れない
・鮎の食み跡が極端に少ない
・ベイト(小魚)が見当たらない
・釣れるスモールのアタリがいつもモゾモゾしている
・スイミング中にボトムズル引きになると時々アタリが出る
上記をもとに、真逆の発想をしてみたところ、このように整理できました↓
【真逆の発想】
・浅場ではなく深場
・流心ではなく岸沿い
・小魚ではなく甲殻類(底生生物)
・中層ではなくボトム
よって、
『水深のある岸沿いをホッグ系ワームのテキサスでボトムズル引き』
という結論に至りました。
実践してみた結果
実際に試したところニゴイからスモールまでしっかりと釣ることができました。
しかも、1ヵ所で数匹釣れることから、
『魚は特定の場所に追いやられている』
このように感じました。
おそらく、
『長雨による増水と水温低下』
これが原因だと考えております。
今後、水位の低い日がよほど続かない限り、いつものスイミングパターンは復活しないような気がします。そして、下手するとこのまま秋に突入するかもしれません。
みなさんはどう思いますか?
実は過去に実績があった?
実は、『ボトムズル引き』という釣り方は、今年の春から初夏にかけて良い結果を出しておりました。
先ほどもお話しましたが、今年の5月には53センチのスモールマウスバスを釣り、6月に入ってからもときどき成果を出してました。
当時はスポーニングがらみで接岸してましたが、
今回は増水と水温低下の影響から逃げるように、快適さを求めて接岸しているようにも感じ取れました。
『ホッグ系ワームのボトムズル引き』は
時期によって接岸目的の違う川スモールマウスバスに対し
『柔軟に対応できる釣り方なのかもしれない』
そのように今回の釣行で考えさせられました。
『ボトムズル引き』で釣れている過去の記録(ブログと動画)がありますので、
お時間がある時にどうぞご覧ください。



◆最後に
というわけで、いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した釣り方は、あくまでも僕の考察によるものです。
これを鵜呑みにせず、みなさんなりにいろいろ工夫して魚を探してみてください。

釣り方を考えるって、本当に楽しいですね。
それではまた、ブログと動画でお会いいたしましょう。
◆釣ってるシーンを動画で観る
◆使用したアイテム
◆ルアー:メガバス ボトルシュリンプ4インチ(シンカーは3/8オンス ※シンカーストッパーを付けます)
◆シンカー:reins(レイン) ベーシックバレットシンカー 3/8oz(10.5g)
◆シンカーストッパー:RYUGI(リューギ) コンボストッパー L
◆フック:がまかつ ワームフック ワーム 321 バルキースタイル 1/0号
◆メインライン:シマノ PITBULL 4ブレイド 1.5号(150m)
◆リーダー:シーガー R-18フロロリミテッド 100m 12lb
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